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1.架設機材
1−1.移動架設工法

・ガーダー、手延、ベンド
・横取り機、桁吊り装置
・門構移動装置-重トロ(駆動・従動台車)



PC工場、または現場付近の製作ヤードで桁を製作し、架設地点まで運搬の後、桁架設を行う。
 一本ガーダー架設(上路式、吊り下げ式)、二本ガーダー架設(抱込式)、および自走式クレーン架設がある。
1−2.移動支保工工法

・支保工及び上屋、ベンド
・ベンド受けピアーブラケット
・型枠設備



支保工型枠の大部分を組立てたまま、次径間に移動転用しながら、連続した多径間の橋梁を片押しで施工。
 橋体をガーダーで受けるサポートタイプと、橋体をガーダーで吊るハンガータイプの2種類がある。

1−3.押出し工法

・手延桁、型枠設備
・滑り支承
・製作ヤード上屋



架設ヤードの延長上に桁製作ヤードを設けて、1ブロック長さ6〜30mずつ橋体を打設し、硬化後架設用プレストレスを加えて押出す。
 ついで順次ブロックを打ち継いで押し出す。
1−4.カンチレバー工法

・ワーゲン(トラベラー)
・柱頭部施工ブラケット
・型枠設備
  (場所打用及びプレキャスト用
     ショートライン、ロングライン)


1本の橋脚から左右交互に部材を継ぎながら、橋体を完成する。
 打継ぐ部材はプレキャストブロック(プレキャストブロックカンチレバー工法)と場所打プレキャストブロック(場所打カンチレバー工法)の二種類がある。


1−5.プレキャストブロック工法

・ガーダー及び手延機、ベンド
・エレクションノーズ
・ショートライン、
    ロングライン型枠設備


コンクリート構造部材をセグメント或いはブロックに分け、これを緊張材により圧着接合してより大きな部材を作る工法で、カンチレバー架設、スパンバイスパン架設、片押し架設、押出し架設等がある。
1−6.ステージング工法

・特製支保工
・スライディング型枠設備


支保工材料,型枠を組上げ、桁コンクリートを施工し、プレストレスを加えた後、型枠,支保工を解体する最も一般的な架設工法である。